日本を訪れる訪日観光客は止まることを知らず、2024年は過去最高を記録しそうな勢いです。
円安も相まって、インバウンド需要は盛り上がっていますが、翻って日本に住む私たちには、海外旅行へ行きづらい時代が到来しています。
それでもあえて言います。世界一周旅行に行きたいと夢があるならば、迷わず行くべきだと。
私は2012年に約半年間の世界一周を経験しました。
12年の時を経たからこそ分かる、世界一周に行くべき3つの理由を紹介します。
行くことを迷っている人の背中を押しますので、記事を読み終えたら旅の準備を始めましょう。
①今しか行けない場所がある。
②行きたい気持ちがずっと続くわけではない。
③思い出の記憶は色あせることなく、死ぬまで幸福感の利子を与え続けてくれる。
①今しか行けない場所がある。
日本のパスポートは最強
江戸時代の日本は鎖国しており、お金があっても海外旅行はできませんでした。現在は、日本のパスポートとお金があれば、100か国以上ビザなしで訪れることができます。
行けなくなった場所たち
しかし、戦争など国際情勢の変化により、少しづつ行ける場所は減ってきているのが実情です。なかには、アフガニスタンの「バーミヤンの大仏像」やシリアの「パルミラ遺跡」のように、内戦・戦争によって破壊され、二度と見れなくなってしまった有名観光地も数多くあります。
私は2012年に世界一周旅行をしましたが、当時中東地域では、アラブの春と呼ばれる革命運動が起こり、安全のため中東への立ち寄りは渋々控えました。
当時ミャンマーを訪れた際、国が民主化へ向かってどんどん開かれ、外国企業のホテルやお店が立ち始めていました。街で初めてカウントダウンイベントがあるのだと、観光ガイドさんが楽しみにしていた笑顔が記憶に残っています。残念ながら今は、再び軍事政権へ時代は逆戻り。ミャンマーは気軽に旅行できる国ではなくなってしまいました。
タイを代表する観光島のプーケット、この島にあるマヤベイという美しい湾は、観光客が増えすぎて生態系が壊れてしまったたため、数年間立ち入り禁止になりました。
このように、今しかいけない場所は存在します。もしあなたが「行きたい!」という気持ちと欲求があるのならば、諦めてはいけません。チャンスは巡ってこないかもしれないのだから。
一期一会は人と場所にも成立します。Now or Never です。
②行きたい気持ちがずっと続くわけではない。
変化しないものはない
自分が40代になってから実感として強く感じます。欲求や欲望などの自分の内側の気持ちも、時間とともに変化していく。変化しないものは無いことが唯一の不変とも言われます。
・心配事:社会復帰、再就職、お金、←なんとかなる時代になった。
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